ウォーターサーバーを使用する際、水の料金＋電気代は毎月必ず発生します。
これに加え、サーバー料金や水の配送料、メンテナンス料などもかかりますが、メーカーによっては水の料金に含まれていたり、購入した水の量などで変わることがあります。合計でかかる料金をしっかりと確認しておきましょう。

また、ウォーターサーバーのなかには、水道水を水道管から直接ホースでつなぐ"水道水直結型"や、タンクに自分で水道水を注ぐ"浄水型"というものもあります。

水代の平均は500mlあたり70～100円位が相場

水を多く購入すればサーバー料金が無料になったり水の料金が割安になったりと変動はあるものの、水の料金は500mlあたり70～100円ほど！

大手通販サイトで販売されている500mlのペットボトルはピンキリですが70～80円くらいでした。単純にコスト面だけで考えればペットボトルの水のほうがお得かもしれません。

ただ、冷蔵庫の中で幅をとったり冷やすのに時間がかかったり...などペットボトルのデメリットを考えると、冷水・温水が自由に選べて簡単に好きな量の水が出せる利便性が高いウォーターサーバーのほうがコスパはよいといえるでしょう。

交換のしやすさ

ウォーターサーバーを使ううえで手間なのが、水が入った容器の交換。サーバー上部まで約12kgのボトルを持ち上げて交換するのは、女性やご高齢の方など力に自信がない方にはおすすめできません。

力に自信がない方には、ボトル下起き型のウォーターサーバーがおすすめです。重たい容器の持ち上げが不要で足元で簡単にボトルが交換できます！

温度設定

メーカーによって異なりますが、温水だと80～90℃程度のものが大半で90℃以上の熱湯を出せるウォーターサーバーはそこまで多くありません。

一方、冷水だと4～12℃程度のものが多めです。かなりの低温になるものだと暑い日の水分補給などで非常に重宝します。

メーカーによってはボタンひとつで温水や冷水の好みの温度を調節することができます！利用シーンによって温度を自分で調整できるのは嬉しいポイントです！

お手入れのしやすさ

口に入る大切な水が出るものだからこそ、ウォーターサーバーはいつもきれいにしておきたいものです。自動お手入れ機能があると便利です！

サーバー内に熱湯を循環させ、煮沸消毒をおこなうオートクリーンシステムやUVランプを搭載して本体内を除菌するサーバー、雑菌を取り除くフィルターを搭載するなどさまざまです。

そのほか、なるべく空気に触れないように本体側が空気を抜きながら水を汲み上げる方式を採用するなど、水のタンクに工夫があるものもあります。

小さな子どもがいる家庭では安全性も大事

ウォーターサーバーは小さな子どもがいたずらしがちですが、熱湯が出るためやけどの危険性があります。そんな時に活用したいのがチャイルドロック。

チャイルドロックは、お水、お湯のどちらにもついているもの、お湯だけについているものなどさまざまです。

また、チャイルドロックだけでなく、ボタンを目隠しするボタンカバーや、物理的に高い位置にボタンをつけて子どもが触れられないようにするものもあります。

1人につき水の消費量はさまざま。家族構成をもとに、水の消費量・使用量を見直し、容量を把握しておくことが大切です！

多くのメーカーが水の配送間隔を最大4週間としているため、4週間の消費量で1人暮らし・2人暮らし・夫婦＋子ども1人・4人家族（夫婦＋子ども2人＋ペット）といった家族構成で計算してみました。

また、「家にいることが少ない」「料理でもウォーターサーバーの水を使いたい」など、どのような目的でどのくらいの水を使うのかもシミュレーションしておきましょう！

水の注文ノルマ（最低注文本数）の有無

注文ノルマとは、毎月決まった量の水を購入しないと、追加費用が発生する仕組みのこと。メーカーによって異なりますが、平均は月24L（月1回、12L×2本を配送）です。

ただ、メーカーによっては配送スキップがあります！無料でボトルの定期配送をスキップできるシステムで、2ヶ月に1回で設定しているメーカーが多いです。

1人暮らしの方や出張が多くあまり家にいない方などは、ボトルの配送スキップがあるメーカーがおすすめです！

また、浄水型ウォーターサーバーは水道水を使用するためボトル注文の縛りがないのでおすすめです！

ウォーターサーバーに使われる水は主に"天然水"と"RO水"の2種類。ご自身のニーズや好みに合わせて、天然水かRO水を選びましょう！

天然水は山や森に降り注いだ雨や雪が土壌にしみ込んだ水が原水。採水された後は、加熱殺菌やフィルター殺菌などで除菌されてパッキングされます。
水道水を消毒する際にできる消毒生成物や環境汚染物質などは含まれておらず、健康や美容によいミネラルが豊富に含まれています！採水地や品質管理にこだわっているため、比較的価格は高めです。

RO水は、0.0001ミクロンの超微細孔のフィルターを通して処理された水で、不純物をほとんど含んでいません。採水地に関わらず、一定の品質を保つことが可能です！人工的に作れるため、価格が安く設定されていることが多いというのが特徴。